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    いまおもえば3
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      「いまおもえば」「いまおもえば2」からの、つづき。

      なんか、思ってたより長くなってしまったけれど、
      興味があったら読んでね。


      ーーーー

      夫と自分の家庭をもちだしてから、
      お金の管理をしだしてから。
      しばらくの間、
      「してもいいと思えるもの」の中から選択をし続けていた。

      無駄はいけない。
      高いより、安いもの。
      家計を守る「いい妻」であろう。

      と、勝手に自分で決めた判断基準があったので、
      習い事をするのに、罪悪感があったのね。


      今に思えば、それはただの言い訳で、
      散々無駄遣いはしていた。
      主に、コンビニスイーツとフェリシモ。
      おそるべし『がんばったご褒美』と
      『忙しいからしょうが無い』


      「真の学び」の場と決めた3ヶ月。
      心のあり方と向き合った結果、
      「したいと思うもの」を選ぶことができる、
      そんな元気と、自己肯定感が戻ってきていた。

      身体を動かすことはやっぱり楽しくて、大好きで、
      以前のように踊ることは出来なかったけれど、
      身体を動かす(痛みから来る怖さ)が減っていった。
      小さく動くことからはじめて、
      徐々に大きく動くことを試してみるという感じで、
      エアロビクス(のようなもの)を続けた。

      そこからすこーしずつ、すこーしずつ。
      不調の状態が主ではあったけれど、
      快の状態が続くようになった。

      iPhoneImage.png


      また、次の9月が来た。
      期間限定で通っていたアルバイトが終わって。

      まだ「なにもしないでいる自分」が許せないわたしは、
      早々に次のアルバイトを探す。

      いつかしたいなぁと思っているヨガの勉強、
      それができる場所を探しているにも関わらず、
      「行くならここだなー」と、決めているにも関わらず、
      まだ「いつか」「できたら」「でも、でも、でも」
      を続けてたのね。


      iPhoneImage.png


      ぐずぐずし続ける私に、私の中の大事件が起こる。

      ここはまだ、うまく書けない。
      ということは、消化しきれていないところなの。
      いつか書けたらいいな。

      とにかく
      誰にも見えないところでの、大大大事件。
      穴の深いところの、一番下まで落ちたように感じた。
      自分の最低さ、中身のなさ、人の目ばかり気にしている(特に親の)ところ。
      全部が穴におちた私の上に、覆い被さっていた。


      わたしという人間のしょーもなさに、
      自分自身が愛想をつかしてしまうような状態になって。

      ダムに貯め続けてきた
      「わたしなんて」
      「生きててもしょうがない」
      という思いが、ダムの許容量を超えて決壊した状態になって。


      はじめて、
      ようやくはじめて、


      「もういい。私は私のしたいようにする!!」
      と、思った。


      嫌われたっていい、
      見捨てられたっていい、
      ここまで来たら、何がどうなったっておなじじゃー!!!
      と、心が叫んだ。



      そして、

      えいやーーーー!!!


      と、その穴をふさいでいるものを投げ捨てた。


      「人を傷つけても、不義理だと思われても、したいようにする!!!」
      「したくないことはしない!!」
      「人に気を遣うことで自分がつかれるなら、しない!!」
      「わたしの気持ちはどうなるの?ってお母さんがいってる。でも、ムシ!!」
      「ムシはいけないこと。でも、いけないことも、する!!!」


      ふさいでいるものがなくなって、
      穴の底にいる私に、光が届いた。


      おいおいおいおい泣いて、泣いて、泣き続けて、
      しゃっくりがとまらなくなりながら、夫に言った。


      「ヨガの勉強がしたいです。」


      あのマンガの名シーンが浮かんだあなた、正解。
      ほんと、三井君みたいな顔してたと思う。


      「あなたは僕に『仕事に必要なんだから』って、たくさんのお金を使うことを許してくれているじゃない。だから、あなただって、そうしていいんだよ。」


      というようなことを言ってくれた。


      ガラガラガラと、すべての概念が崩れ落ちていった。
      穴だと思っていた、自分を囲う周りのカベは、
      自分が作っていた思い込みだった。
      それに気がついたとき、
      お金にかかわらず、全てのことが変わった気がした。



      わたしは、広い地上にしっかり立っていた。


      安西先生とは全く逆の体型の、ほーーーそい夫だけど、
      心は安西先生の身体のように、大きい。


      そっか、私は自分で自分が自由にすることを許していなかっただけなんだ。
      今までだって、夫に禁止されてた訳じゃない。
      自分で「こんなにお金をたくさん使うことはダメだ」って、
      言い聞かせてただけなんだもの。
      お金はあくまで一つの事例だっただけで、
      他にもいろいろ許せてなかった自分のこと。

      わたしは人に許していたんだ。
      自分にも、許してあげよう。



      ちなみに、このとき自分に許可できなかったヨガ講師養成講座代金、
      12万円(+天神までの交通費×8回分)である。


      あなたは、笑いますか?
      わたしは、いま、笑いました。
      あはは。

      かわいいな、むかしのわたし。

      ーーーーー


      ひさしぶりに腰の自由が効かなくなって、
      なんだかこの時の記憶がうわーーと蘇ってきた。
      そして、記しておきたくなった。

      ーーーーー

      ながいながいしょーもないはなしに、
      お付き合いありがとうございました。

      みさと
      | わたしのこと | 13:23 | comments(0) | - |
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