「のに」をやめたら、ラクになりました。
待ってた「のに」
がんばった「のに」
練習してる「のに」
せっかくした「のに」
してあげた「のに」
そう言われた「のに」
わたしの場合「のに」が出たら、悲しさやむなしさがセットになってることが多かった。
相手を責めていることもいっぱいあったなー
新婚の時は特にそうだった。
「せっかくやりくりしてるのに、電気無駄遣いしないでー!」
→そうまでしてやりくりしてなんて、頼まれてないのにね。
「せっかく帰ってくるタイミングにあわせて、パスタ茹でてたのに!寄り道するなんて!」
→これは、「ご飯待てるから、急いで茹でてなくていいからね」って言ってくれて、はっとした。あ、そうか!私が勝手に「お腹空いてるだろうから、早く食べさせてあげよう」って気持ちを押しつけていたんだなーって気付かされた。
「せっかく一緒の休みなのに、寝てばっかりいる!」
→これは、もう、どっからどう見てもわがままだよね。でも「週に1回しか一緒に過ごせないのに!有意義に過ごしたいよ!!」って思ってた。夫にとっては、寝て過ごすことの方が有意義だったから、尊重することも大事だったよね。
と、こんなかんじ。
そこで、「のに」が出てきたら、我に返るクセをつけてみた。
怖い夢を見ているときに、
「これは夢だ!」って気付いたら、怖くなくなるみたいに。
「のに」に気付いたら、感情に飲み込まれないで済むようになった。
たとえば。
「のに」が出たら、狭い世界しか見えなくなってるって気付くチャンス。
「のに」が出たら、物の見方を変えるチャンス。
「のに」が出たら、悲劇の主役になってるかもね。
「のに」が出たら、相手を責めてるかもね。
その感情は、どうして生まれたんだろう。
「のに」が出たら、感じてみよう。
感情をなくすことが大事なんじゃない。
感情が動くからこそ、人間なんだなーって思う。
でもね、飲み込まれて苦しいままはイヤだから。
気付くことができたら、笑いが出るよ。
あはは、なーんだってね。
自分の「ココロ」と、上手に付き合うための習慣。
気付いて増やしていこう。
***
あなたの「のに」は、いつ出てきますか?
お金を払った「のに」
ご飯減らしてる「のに」
愛してる「のに」
気をつかってる「のに」
ルール守ってる「のに」
病院通ってる「のに」
せっかくお店番してる「のに」誰も来ないにゃー・・・