エコヒイキはよくないけれど、右よりも左が愛おしい、わたしの股関節。
けっして、イイコではなく、私を困らせるばかり。
過去に10万円以上は貢がされました。
歩いていると「すぽっ」と抜けたような感覚があって、「はまらなく」なったり。はたまた、理由は思い当たらないのに、気つけば炎症をおこしていたり。
すぐに痛くなるのに、痛みが引くまではかなりの時間を要する。
ジワーっとも痛いし、ズキっとも痛い。
普段通りの生活を送るのに、ココを使わないというのはかなり難しく・・・
治ったかと思えば、すぐに再発。
本当に困ったちゃんです。
けれど、この左股関節はヨガを通じて、私にいろいろ教えてくれます。
感じること
見つめること
探すこと
深めること
毎日続けると、変化がたのしいということ
ポーズができない原因は、ひとつじゃないということ
体の作りによっては、人一倍の注意を払わなければいけないということ
できないことがあるほうが、練習がたのしいということ
息をはいて、力を抜くことの大切さ
体に変化をもたらす程度の、いた気持ちよさ(塩梅)
強い部分と、弱い部分の関わり
なにより練習の大切さ
まだまだあるけれど。
最近になって、愛おしいと感じるようになったのは、「教える」ということをはじめて、「できない」ことの大切さ、身にしみているからだと思います。
ポーズにたいして臆病になる気持ち
「できない」と思い込んでいるときの、無意識に体を守っているかたさ
むりやり形だけでも真似しようとしてしまう、衝動
自分の左股関節とつきあっていく限り、それを忘れることはないだろうな。
「はじめてさん」のそういう些細なところを、感じて、ラクになるような声かけや指導をしたいな、と。
だから、これはお守り・・・みたいなものなのかな。
これからも、よろしくおつきあい願いたいものです!(股関節さんへ)
合せきのポーズをすると、左が高く、床に近づく気配がありませんでした。
牛面のポーズは、奥に痛みがあって、調子が悪いと長く続けられません。
ヨガといえば、これ!という印象の
レンゲ座が組めませんでした。
でも今は、半年前とはちょっとだけだけど、違うわたしがいる。
半年続けてなければ、まだあの場所にいたはず。
だから、すこーしずつ、すこーしずつ、これからも。