ヨガ修行中に、(といっても、修行はいまでもずっと続いていますが)
教えてもらった大切な言葉があります。
「自分の心のコップが満たされていないと、人には与えられない」
心のコップから溢れた分は、自然とまわりに与えられるようになる・・・
心のコップを満たすモノ、それは、そう。
しあわせ
です。
その幸せは、大きなものでなくていいんです。
日々の中にある、小さな幸せ。それが少しずつたまっていけばコップは満たされる。
日本海にしずんで行く夕日を眺めていたら、心がとってもしずかになって、何もかも忘れていました。
すこしずつ、空の色、くもの色、海の色が変わっていって・・・
赤から青へ
太陽が沈んだ途端、風がすこし冷たくなって・・・
月が輝きを増したのでした。
毎日、毎日、ずーっと前から、昔から、何度も何度も繰り返されている風景を見たというだけなのに、涙が出そうになりました。これってきっと、わたしの心のコップが満たされて、そして溢れた瞬間です。
しあわせってなんだろう?
考えてみると、たくさん見つかると思います。
そして、いくつか見つかったものをならべて眺めたとき、気付くと思います。
しあわせって、こういうことだったんだなぁって。
人によって違うかもしれないけど、多分だいたい似ているんじゃないかな。
気付くことで、さらにしあわせ増量ですよ。
わたしのしあわせって、とても簡単。
「生きてて良かったな」って感じられること。それだけでした。
1泊2日の山陰旅行から戻って、玄関をあけて「ただいまー!」っていうだけでコップが溢れるなんて、お手軽です(^^)