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自分の人生だから
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    自分の人生を、自分でどうにか出来ると思ってなかった頃、
    この世界にいるのが辛くて仕方なかった。


    親の庇護を受けて生活することは、
    ありがたいことでありながら、苦しいことでもあった。


    「誰が生んでやったと思ってるんだ」
    「誰が育ててやってると思ってるんだ」
    「一人で育ったようなことを言うんじゃない」
    「あんた一人育てるのに、どれだけのお金がかかってる思ってるの」
    「結婚するまで、家から絶対に出さないから」
    「親の立場にならなければ、この気持ちはわからない」


    これらの言葉は、当たり前のことなのかもしれないけど、
    私にとっては呪いの言葉であり、鎖だった。

    ーーーー

    怒りをぶつけ、手を上げるという方法しかとれない母。
    それを、躾だと信じ、わたしの為になると疑わない母。
    全く思考回路の違う私と母は、話し合っても決着などつくわけもなく、
    わたしの気持ちは、いつも分かってもらえていないように感じていた。
    母親の言うことをよく聞き、母親のご機嫌を伺いながら生きることが、
    わたしにとっての生存戦略だった。


    わたしは、「わたし」の形をして生活しているけれど、
    中身の「わたし」はいつも拗ねていた。
    どうせ私なんて・・・言うこと聞いてればいいんでしょ。
    世間的イイコでいればいいんでしょ。
    そんな思いでいっぱいで、
    「わたしらしく生きる」という選択は、
    フタをして底の方に押し込めておいてた。


    ハラペコなのに、目の前のごちそうを食べてはいけないと言われたら、
    すんごいツライよね。
    お腹が空いてたまらない。
    食べてはいけないといった人を、激しく憎みたくなる。


    フタをして底の方に押し込めたって、
    「わたしらしく生きる」という選択肢は消えたわけじゃないから、
    すんごいツライし、その選択肢を隠し続ける人、
    つまり自分を、激しく憎むことになる。


    この世からいなくなってしまいたいと願う日々だった。
    それが叶わないのなら、
    「わたし」の「形」だけで生きられたら、どんなにラクなんだろう、と。
    「わたし」の「中身」を、なくしてしまえたら、どんなにラクなんだろう、と。
    と、思っていた。


    ま、子ども時代なんて、10代なんて、
    だいたいみんな、そんなものなんだろうけど。
    (そう思いながらも、そんな子どもがいなくなればいいなーとは思う)


    ーーー
    ここまでは、私の実感についての説明だから、
    そこだけ読み取ってもらえたらうれしい。
    母親との関係とか、その辺は、一旦おいといてね。
    ーーー


    外側の「わたし」と
    内側の「わたし」が、協力しあえないことは、本当につらい。


    内側の「わたし」が何を言ってるか聞こえなかったとしても
    (実際に私には聞こえてなかった)
    つらいという実感は、常にありつづける。


    つらいのが人生だ。
    思い通りに行かないのが人生だ。


    そういう刷り込みの元に育てられていると、
    気付くのに時間がかかるけれど、


    辛いこともたのしい!と思える人生を歩むこともできるし
    自分の思う通りに人生を歩むこともできる


    今は、そう思うことが出来ている。


    フタをして底の方に押し込めたまま長いこと生きてきたのに、
    それでも光を消さずにいてくれた、中身のわたし。


    ありがとう。


    中身のわたしが光り続けていたからこそツライ時期もあったけど、
    あなたが光を消さないでいてくれたからこそ、
    今こうしてわたしが、わたしの道を歩けている。
    外側と内側が協力しあえている。


    とても、うれしいことだ。


    自分を愛するっていう意味が全く分からなかったわたしだけれども。
    今なら分かる。


    そして、愛していると言える。


    愛するひとにそうするように、
    自分自身を、とても大切にできている。
    そう思う。


    とても、とても、うれしいことだ。


    ぴょん
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    写真:谷本マコト氏
    | きもちの観察 | 09:04 | comments(0) | - |
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